
「抜け」のある家 
デザインコンセプト
周囲を駐車場に囲まれた360°見渡せる計画地。
プライバシーを守りながらも外部への「抜け」を取り込んだ計画となっています。
凹型の引いた玄関や坪庭空間が周囲からの視線の緩衝空間となり、
抜けがありながら内部からはプライベートな空間が望めます。
周囲が気にせずに窓を開けて、北から南へ風が通り抜ける住まいとなりました。
建築地:刈谷市
北へと抜けのある坪庭方向
外部のルーバーが程よく目隠しをし、
窓を開け放しても風が住空間を通り抜けます。
玄関を開けると、庭へと視界が広がります。
両側の壁のタイルが外部まで続くことで、
視線を誘います。
家族の空間と繋がった和室は坪庭に面した場所に。
中庭の窓を開けると、
心地よい風が和室を通り抜けます。
南側は芝張りの庭が広がります。
木々が育ってくると
駐車場からの視線も緩和されます。