新築戸建て
町屋の家
「京の町屋に学ぶ」
計画にあたり、重要なことはクライアントの希望の住宅のエレメントをこの敷地に内包させようとすると、ほぼ敷地全体を使ってしまうボリュームになり、それらを全体的に一つのマス(塊)で構成しようとすると、 各部屋に光と風を行き渡らす事が困難になる。同時に、既に建っている両隣の住宅にも日照と通風などについて配慮も必要であった。
このような敷地環境に建つ住宅のコンセプトとして、実は昔から日本には優れた設計の手法がある事を思い出し、
その手法をリスペクトしつつ、また現代の建築の技術、設計技法をミックスさせた設計の方法を、
今回のコンセプトとした。
その設計コンセプトは『町屋』である。
デザイン監修:株式会社パルデザインスタジオ
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