お施主さんが家づくりに求めたものは「わぁっ！と思える玄関」、
「緑に癒されたい！」、「ゆったりと過ごせる室内空間」。

漠然とした言葉を受けて土地を見に行くと住宅街にある縦に長い敷地でした。
周囲の住宅からの視線をうまく避けつつ、どこからでも緑が目に飛びこむように計画したのは、南の主庭と中庭。
リビングのソファに座りながら、キッチンで料理をしながら、ダイニングで食事をしながら、
和室でくつろぎながら、帰宅した際に・・・。
ふたつの庭と室内を繋ぎ、どこにいても庭が望めるように部屋を配置しました。

外から中へと小気味とよい段差のある計画が、庭と室内を繋げます。